症例紹介

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ハーフリンガルによる矯正治療

矯正治療において、当院で行っている「ハーフリンガル」という方法をお伝えしていきます。

初診時年齢28歳の方です。
子どもの頃から、歯並びのガタガタを気にしていましたが、治療する事なく放置していました。
下の写真が、初診時の正面の写真と、上顎の写真です。
全体的に、歯のガタガタが目立ちますね。

ハーフリンガルによる矯正治療   ハーフリンガルによる矯正治療

矯正治療というと、「装置が目立つ」ということがやはりネックになり、なかなか治療に踏み切れない部分もあったそうです。
そこで、そういう患者様に当院で用いているのが、「リンガルブラケット」による裏側からの矯正方法です。
これまでのブログで何度も登場していると思います。
この患者様も、当院がリンガル矯正を行っていることを知り、受診して下さいました。
診断の結果、全ての歯がキレイに並ぶスペースの必要量に対して、あごの大きさが小さすぎたため、上下4本の歯を抜歯し、治療を行っていく事になりました。

ハーフリンガルによる矯正治療   ハーフリンガルによる矯正治療

上の写真が治療中の写真です。
左が正面からの写真、右が上の歯の写真です。
お分かりいただけるでしょうか??
この患者様は、特に装置の目立ちやすい、上の歯にのみ、裏側に装着するリンガルブラケットを用いて、下の歯には表側の装置を用いて治療しています。
これがいわゆる、「ハーフリンガル」という方法です。表側からの装置と、裏側からの装置を組み合わせた治療法です。
裏側につける、リンガルブラケットという装置は、目立たないという大きなメリットがある一方、舌にあたる違和感や、発音、食事などにおいて不利になるというデメリットもあります。
そのためこのように、装置が特に目立ちやすい、上の歯にのみリンガルブラケットを用い、唇などで隠れて目立ちにくい下の歯には、通法通り表側からの装置にて治療を行う、という方法をとっています。
(この写真だと、唇をしっかり開いて写真を撮っているため、下の装置も勿論しっかり写っていますが、普段の生活では下の歯は実際あまり目立ちません)

ハーフリンガルによる矯正治療   ハーフリンガルによる矯正治療

これが治療後の写真です。
キレイな歯並びとなり、患者様にも大変喜んで頂きました。
また、治療中、装置が目立たなかったことも、患者様にとっては満足いただけた点であったようです。
ナディアパークデンタルセンターでは@通常の表側からの矯正治療A上下ともに裏側からの治療B今回のような上のみ裏側の治療、といったように、それぞれの患者様ごとにあった治療方法をご提案しています。

装置が目立つので、矯正はちょっと・・・思っている方は、ぜひ一度ご相談下さい。



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